製品紹介
北海道の雑草問題を解決するため、3成分の組合せを追求した、水稲用除草剤
パピリカフロアブル
- 分類:除草剤
- 性状:類白色~淡褐色水和性粘稠懸濁液体
- 登録番号:農林水産省登録第 24381号
- 人畜毒性:普通物
- 有効成分:テニルクロール4.0%/ピラクロニル4.0%/ベンゾビシクロン6.0%
- 包装:5ℓ
【特長】
●北海道の除草ニーズにお応えする水稲用一発処理除草剤です。北海道の雑草問題を解決するために、3成分の組合せを追求しました。●相性の良い3成分の組合せで、北海道の4大雑草「ミズアオイ」「オモダカ」「ノビエ」「ホタルイ」もしっかり枯らします。
●水口施用、無人航空機散布も可能です。
【使用方法】
適用作物 | 適用雑草 | 使用時期 | 使用量又は 希釈倍数 | 使用回数 | 使用方法 |
---|---|---|---|---|---|
移植水稲 | 一年生雑草 | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | マツバイ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | ホタルイ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | ウリカワ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | ミズガヤツリ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | ヘラオモダカ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | ヒルムシロ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | セリ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | オモダカ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
移植水稲 | エゾノサヤヌカグサ | 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 500mL/10a | 本剤:1回 テニルクロール:2回以内 ピラクロニル:2回以内 ベンゾビシクロン:3回以内 | 原液湛水散布、水口施用又は無人航空機による滴下 |
効果・薬害等の注意
●使用前に容器をよく振ってください。
●本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ2.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカ、ホタルイは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、オモダカはヘラ葉期まで、エゾノサヤヌカグサは2葉期までが本剤の散布適期です。
なお、オモダカに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
●浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
●散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●水口施用の場合は入水時に本剤を水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させてください。処理後田面水が通常の湛水状態(水深3~5cm)に達したときに必ず水を止め、田面水があふれ出ないように注意し、施用後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
〇砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
〇軟弱な苗を移植した水田
〇極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
●本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
●本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
●いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
●本剤を無人航空機で滴下する場合は次の注意を守ってください。
〇滴下は使用機種の使用基準に従って実施してください。
〇滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外してください。
〇作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行ってください。
〇隣接するほ場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の滴下は行わないでください。
〇水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
〇薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
〇本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないでください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意
●かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
魚毒性等
水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。無人航空機による滴下で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意してください。散布後は水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
●使用前に容器をよく振ってください。
●本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ2.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカ、ホタルイは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、オモダカはヘラ葉期まで、エゾノサヤヌカグサは2葉期までが本剤の散布適期です。
なお、オモダカに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
●浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
●散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●水口施用の場合は入水時に本剤を水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させてください。処理後田面水が通常の湛水状態(水深3~5cm)に達したときに必ず水を止め、田面水があふれ出ないように注意し、施用後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
〇砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
〇軟弱な苗を移植した水田
〇極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
●本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
●本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
●いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
●本剤を無人航空機で滴下する場合は次の注意を守ってください。
〇滴下は使用機種の使用基準に従って実施してください。
〇滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外してください。
〇作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行ってください。
〇隣接するほ場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の滴下は行わないでください。
〇水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
〇薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
〇本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないでください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意
●かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
魚毒性等
水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。無人航空機による滴下で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意してください。散布後は水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。