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製品紹介

天然の植物ホルモン「エチレン」の作用ホルモン剤。
日産エスレル10

  • 分類:植物成長調節剤
  • 性状:黄褐色液体
  • 登録番号:農林水産省登録第 13038号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:エテホン10.0%
  • 包装:100㎖

【特長】

・天然の植物ホルモン「エチレン」の作用をそのまま現すホルモン剤です。
・作物により着色・熟期促進、摘果・落葉促進、開花促進、倒伏軽減など、多面的な利用ができます。

【使用方法】

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適用作物 使用目的 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
なし (長十郎、豊水、二十世紀、新水、幸水を除く) 熟期促進 果実の横径が60mm以上の時期(満開後100日頃) 但し、収穫14日前まで 1000~2000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(長十郎)  熟期促進 果実の横径が60mm以上の時期(満開後100日頃) 但し、収穫14日前まで 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(豊水)  熟期促進 果実の横径が30~35mmの時期(満開後60~70日頃) 但し、収穫14日前まで 4000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(豊水)  熟期促進 果実の横径が60mm以上の時期(満開後100日頃) 但し、収穫14日前まで 1000~2000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(二十世紀)  熟期促進 果実の横径が30~35mmの時期(満開後60~70日頃) 但し、収穫14日前まで 4000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(二十世紀)  熟期促進 果実の横径が60mm以上の時期(満開後100日頃) 但し、収穫14日前まで 1000~2000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(新水)  熟期促進 果実の横径が30~35mmの時期(満開後60~70日頃) 但し、収穫14日前まで 4000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(新水)  熟期促進 果実の横径が60mm以上の時期(満開後100日頃) 但し、収穫14日前まで 1000~2000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(幸水)  熟期促進 果実の横径が30~35mmの時期(満開後60~70日頃) 但し、収穫14日前まで 4000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
なし(幸水)  熟期促進 果実の横径が60mm以上の時期(満開後100日頃) 但し、収穫14日前まで 1000~2000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
西洋なし(ラ・フランス)  摘花 開花始期~満開2、3日後 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
西洋なし(ラ・フランス)  摘果 満開後1~2週間 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
西洋なし (フレミッシュ・ビューティ) 摘果 満開後1~2週間 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
西洋なし (ゼネラル・レクラーク) 摘果 満開後1~2週間 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
ぶどう(巨峰(露地栽培))  花ぶるい防止 新本葉6~7枚展葉時 6000倍 100㍑/10a 本剤:1回 エテホン:2回以内(収穫後~剪定前は1回以内、新本葉展葉時は1回以内) 立木全面散布
ぶどう  落葉促進 収穫後~剪定前 500~1000倍 150~250㍑/10a 本剤:1回 エテホン:巨峰(露地栽培)は2回以内(収穫後~剪定前は1回以内、新本葉展葉時は1回以内)、その他のぶどうは1回 立木全面散布
いちじく  熟期促進 成熟予定15日前(果実生長第2期終期) 500~1000倍 - 本剤:1果当り1回 エテホン:1果当り1回 果面散布(果面がぬれる程度)
おうとう(ナポレオン)  熟期促進 満開後4週間 2000~4000倍 300~500㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
おうとう(佐藤錦)  熟期促進 満開後3週間 2000倍 300~500㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
ぽんかん  着色促進 着色始期(ホタルジリ期) 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
たんかん  着色促進 着色始期(ホタルジリ期) 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
きんかん  着色促進 着色始期 但し、収穫14日前まで 500~800倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
はっさく  果実の離層形成促進(ひきもぎ収穫のため) 収穫期の3週間前 500倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
温州みかん  全摘果 生理落果最盛期(満開10~20日後) 2000~8000倍 250~500㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 フィガロン乳剤の1000~2000倍液と混合して、摘果したい部分に散布
もも  熟期促進 収穫予定の35日前以降 但し、収穫21日前まで 4000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
かき (西条)[熟柿栽培] 完熟促進 成熟7~14日前 1000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布(散布液が滴り落ちない程度)
かき(富有)  熟期促進 着色開始期 4000~5000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
かき(平核無)  熟期促進 満開後70~80日 5000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
かき (会津身不知) 熟期促進 収穫前50~30日 20000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
かき (松本早生富有) 熟期促進 着色開始期 4000倍 200~300㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
かき(西村早生)  熟期促進 着色開始期 4000倍 100~200㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
かき (前川次郎) 熟期促進 着色開始期 5000倍 100~200㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布
パイナップル  開花促進 通年(開花希望日の約40日前) 100~200倍(4%尿素液で希釈) 25~50mL/株 本剤:1回 エテホン:2回以内(100~200倍希釈散布及び200倍希釈注入は合計1回以内、1000倍希釈散布は2回、1000倍希釈注入は2回) 葉面全面散布
パイナップル  開花促進 通年(開花希望日の約40日前) 200倍(4%尿素液で希釈) 20~25mL/株 本剤:1回 エテホン:2回以内(100~200倍希釈散布及び200倍希釈注入は合計1回以内、1000倍希釈散布は2回、1000倍希釈注入は2回) 葉芯部注入
パイナップル  開花促進 通年(出蕾希望日の20~120日前) 1000倍(2~4%尿素液で希釈) 50mL/株 本剤:2回 エテホン:2回以内(100~200倍希釈散布及び200倍希釈注入は合計1回以内、1000倍希釈散布は2回、1000倍希釈注入は2回) 葉面全面散布
パイナップル  開花促進 通年(出蕾希望日の20~120日前) 1000倍(2~4%尿素液で希釈) 25mL/株 本剤:2回 エテホン:2回以内(100~200倍希釈散布及び200倍希釈注入は合計1回以内、1000倍希釈散布は2回、1000倍希釈注入は2回) 葉芯部注入
大麦  節間伸長抑制による倒伏軽減 出穂始期 300~500倍 100㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
小麦 (春播栽培) 節間伸長抑制による倒伏軽減 止葉期 75~125倍 25㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
小麦 (春播栽培) 節間伸長抑制による倒伏軽減 止葉期~出穂始期 125倍 25㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
小麦 (春播栽培) 節間伸長抑制による倒伏軽減 止葉期~出穂始期 300~500倍 100㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
小麦 (春播栽培) 節間伸長抑制による倒伏軽減 出穂始期 125~250倍 25㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
小麦 (春播栽培) 節間伸長抑制による倒伏軽減 出穂始期 300~1000倍 100㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
小麦 (秋播栽培) 節間伸長抑制による倒伏軽減 止葉期~出穂始期 75~125倍 25㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
小麦 (秋播栽培) 節間伸長抑制による倒伏軽減 止葉期~出穂始期 300~500倍 100㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
未成熟とうもろこし  稈長短縮による倒伏軽減 雄穂抽出始~50%抽出期 1000倍 100㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 茎葉全面散布
トマト(加工用)  熟期促進 収穫打切り予定日の2~3週間前 300倍 100㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 全面散布
トマト(生食用)  熟期促進 各果房毎の白熟期 300~500倍 5mL/果房 本剤:1果房につき1回 エテホン:1果房につき1回 果房散布
ミニトマト  熟期促進 各果房毎の白熟期 300~500倍 5mL/果房 本剤:1果房につき1回 エテホン:1果房につき1回 果房散布
かぼちゃ (西洋) 雌花花成促進 子蔓4葉期(親蔓摘心) 500倍 20mL/株 本剤:1回 エテホン:1回 茎葉全面散布
ほおずき  着色促進 収穫2~4週間前 400~1000倍 - 本剤:2回以内 エテホン:2回以内 果実散布(果面がぬれる程度)
きく  開花抑制 摘芯時または定植後1週間以内及びその後10~14日毎 500~1000倍 2~10mL/株 本剤:3回以内 エテホン:3回以内 全面散布(株全体がぬれる程度)
きく (電照栽培) 早期不時発蕾防止 親株摘芯時 500倍 2~10mL/株 本剤:3回以内 エテホン:3回以内 全面散布(株全体がぬれる程度)
ゆきやなぎ  落葉開花促進 促成前日~10日前 1000倍 600㍑/10a 本剤:1回 エテホン:1回 立木全面散布

効果・薬害等の注意
Ⅰ)一般的注意事項
・本剤の調製には必ず水道水、井戸水を使用してください。調製した薬液はその日のうちに使用してください。
・石灰硫黄合剤、ボルドー液などのアルカリ性薬剤との混用及び本剤散布の7~10日前後の近接散布はさけてください。また、上記以外の薬剤(フィガロン乳剤を除く)の場合も本剤との混用及び同日散布はさけてください。
・本剤の使用にあたっては展着剤の加用はしないでください。
・スピードスプレーヤでの散布はさけてください。
・散布量は薬液が葉先からしたたり落ちない程度とし、過剰な散布液量とならないよう注意してください。但し、温州みかんに対して、フィガロン乳剤と混合して全摘果を目的として使用する場合は均一散布を心がけてください。
・幼木、樹勢の弱い木、生理障害の出やすい木等では使用しないでください。異常な高低温、多雨、乾燥等の異常気象の続くときは、落果、異常果等の発生を助長するおそれがあるので使用をさけてください。
・異常高温時の散布は薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
・散布直後の降雨は効果を減ずるので、天候を見きわめてから散布してください。万一散布後に降雨があった場合でも再散布はしないでください。
・本剤は、一般作物にも微量で薬害を生じるので、周辺作物にかからないように注意してください。使用後の噴霧器等は十分洗浄してください。
・本剤の使用にあたっては、使用時期、使用量、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

Ⅱ)一般的注意事項の他に以下のことに注意してください。
1)なしに使用する場合
・ユズ肌の発生しやすい園での使用はさけてください。
・品種により散布適期が異なるので、使用時期、使用濃度、使用方法を誤らないように注意してください。特に二十世紀、豊水、新水、幸水では二通りの使用方法があり、気象条件、地域、園の状態等によりこの二つの方法を使いわけることになるので、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
・本剤処理した果実は適期収穫に十分注意してください。本剤処理による熟期促進効果は、最も感受性の高い早生二十世紀で15日程度、低い長十郎で5日程度です。
・下記以外の品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効、薬害を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。「長十郎、豊水、二十世紀、新水、幸水、八雲、新世紀、旭、早生二十世紀、新興」
2)西洋なしに使用する場合
・ラ・フランスでは、使用目的により散布時期が異なるので、使用時期を誤らないよう注意してください。
・摘果を目的として使用する場合、結実の少ない園では落果しすぎることがあるので注意してください。
・使用に際しては必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
3)おうとうに使用する場合
・うるみ果、みそたまのでやすい気象条件では使用をさけてください。
・本剤を処理すると熟期が促進され収穫期が早まる(5日程度)ので収穫適期を見誤らぬよう十分注意してください。特に収穫が遅れると軸抜けや過熟による品質低下を招くので注意してください。
4)ぽんかん、たんかん、はっさく、きんかんに使用する場合
・黄斑病、かみきり虫の発生の見られる園では樹勢が衰えている為、落葉を生じやすいので使用をさけてください。
・散布水量が多いと落葉・落果を生じやすいので、散布水量には特に注意し葉先からしたたり落ちない程度に散布してください。
・ぽんかん、たんかんでは、果肉先熟となり果皮着色が遅れることが予想されるときに使用してください。
・はっさくに使用する場合、散布後3~4週間経過すると離層形成が促進されて落果しやすくなるので収穫時期を誤らぬよう適期に収穫してください。
・きんかんに使用する場合、高温(24℃以上)の散布は薬害が生じるおそれがあるので、散布量に十分注意してください。
5)かきに使用する場合
・へたすき、果頂裂果の出やすい気象条件での使用はさけてください。
・会津身不知、前川次郎では、処理時期が遅れたり、高濃度で処理した場合、汚染果実や裂果が発生することがあるので、使用時期、使用濃度を誤らないようにし、とくに初めて使用する場合は必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
・本剤散布により熟期が促進されるので果実の着色度合いに注意し、適期に収穫してください。
・平核無では、本剤を処理した収穫果の脱渋は80%以上の炭酸ガス法(CDST方式)によって行ってください。
6) かき(西条)[熟柿栽培]に使用する場合
・熟柿栽培での使用方法のため、通常のかき(西条)の熟期促進の目的では使用しないでください。
・処理後、収穫時期が遅れると過熟が進み裂果、落果が多く発生することがあるため、著しい過熟になるまえに個別に収穫を進めてください。
・使用に際しては、必ず病害虫防除所等の関係機関の指導を受けてください。
(7)ももに使用する場合
・落果、裂果の出やすい気象条件での使用はさけてください。特に散布時期を誤ると落果、裂果を助長するので必ず適期に散布してください。
・本剤処理による熟期促進効果は1~6日であるので、収穫前日数を確保しつつ、適期に使用してください。なお、収穫が早すぎたり、遅すぎたりすると品質が劣るので適期に収穫してください。
・本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効・薬害を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
8)パイナップルに使用する場合
・100倍~200倍希釈処理では、本剤を4%尿素液で希釈し、開花を希望する日の約40日前に処理してください。1000倍希釈処理では、本剤を2~4%尿素液で希釈し、出蕾を希望する20~120日前に2日間程度間隔をあけて2回処理してください。また、小さい株への使用はさけ、大きな着果が期待できる十分な大きさの株に処理してください。
・温度が高すぎる場合(約35℃以上)には効果が劣る場合があるので使用はさけてください。
9)トマト、ミニトマトに使用する場合
・ハウス内では、高温時(30℃以上)の散布はさけ、また散布後2~3日間は、温度が30℃以上にならないように換気に注意してください。
・果房散布の場合は、白熟期となった果房以外の茎葉や、上位段の幼果には散布液がかからぬよう注意し、霧ふき器を使用して果房中心に散布してください。
10)未成熟とうもろこしに使用する場合
・本剤を散布した未成熟とうもろこし(子実及び茎葉)を家畜の飼料に使用しないでください。
11)大麦に使用する場合
・出穂期前に散布すると減収を招いたり、約30%以上の出穂を見てからでは、倒伏軽減効果が劣ったりするので、出穂始期の適期に散布してください。
12)小麦に使用する場合
・止葉期処理においては、止葉が確認できた日を目安に適期に散布してください。
・出穂始期処理においては、約30%以上の出穂を見てからでは、倒伏軽減効果が劣ったりするので、適期に散布してください。
・少水量散布(25L/10a)の場合は、専用ノズルを使用してください。
13)温州みかんに使用する場合
温州みかんの全摘果の目的でフィガロン乳剤との混用で使用する場合は、次の事項にも注意してください。
・成木等で全摘果したい場合は樹全体に、また部分的に全摘果したい場合は摘果したい部分だけに、本剤の2000~8000倍液と、フィガロン乳剤の1000~2000倍液を混合し、均一に散布してください。
・摘果効果を高めるために気温が高くなることが予想される日に散布することが望ましいです。
・本剤とフィガロン乳剤を所定濃度で混用した場合、本剤(エテホン)の濃度が高い(2000倍)と旧葉の落葉を助長することがあるので注意してください。
14)ぶどう(巨峰)(花ぶるい防止用)に使用する場合
・極端に樹勢が強い場合は効果が不十分になることがあるので、安定型に移行させてから使用してください。
・樹勢が弱い樹では本剤の散布により、新梢の先端枯死、生育停止などがおこるのでこのような樹には使用しないでください。
・本剤を散布すると、新梢の伸長が抑制され、葉数が減るので本剤の散布を予定している樹ではあらかじめ、芽かきを少なめにし、新梢数を多めにして必要な葉数を確保してください。
・本剤の散布により、果穗が短くなるので慣行より長めに整形してください。
15) かぼちゃに使用する場合
・本剤を散布した株からは花粉が得られないため、周辺に本剤を散布していない株が無い場合、授粉のための無散布株を用意してください。
・散布時あるいは直後に、極端な高温または低温、あるいは降雨が予想されるときは、効果が不安定になるので、散布をさけてください。
・親蔓摘心、子蔓2本仕立てを行ってください。1株当たりの着果数が通常より多くなるため、摘花(果)による着果制限(1蔓当たり2果程度)を必ず行い、施肥等の管理を適切に実施してください。
・散布後一時的に蔓の伸長が抑制される場合がありますが、その後回復します。
・使用に際しては、必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
16)きくに使用する場合
・本剤の効果は品種、気象条件等により差があり、また、使用時期、使用濃度を誤ると効果が出なかったり、品質の悪い切り花がでるので、使用に際しては、必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
・定植時の苗の揃いに注意し、その後も生育の揃ったものを仕立ててください。
・老化苗には使用しないでください。
・新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効・薬害を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
17)いちじくに使用する場合
・使用時期を誤らないよう注意してください。
・使用に際しては、必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
18)ほおずきに使用する場合
・未成熟なものには散布しないでください。
・薬液がかかった葉は落葉するので、必要な葉にかからないように注意してください。
・散布は、高温の日中はさけて行なうこと。また本剤の散布前後は農薬の散布は控えてください。
・新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効・薬害を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
・誤飲などのないよう注意してください。
・原液は眼に対して強い刺激性があるので、薬液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
・本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
・使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく流し、うがいをしてください。
・街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。