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製品紹介

諸害虫に優れた効果を示す有機リン系果樹用殺虫剤。
ダーズバンDF

  • 分類:殺虫剤
  • 性状:淡黄色水和性細粒及び微粒
  • 登録番号:農林水産省登録第 22151号
  • 人畜毒性:医薬用外劇物
  • 有効成分:クロルピリホス75.0%
  • 包装:167g

【特長】

●接触作用、食毒作用を有する有機リン系の殺虫剤で、諸害虫に優れた効果を示します。
●カイガラムシ類、ハマキムシ類、シンクイムシ類などに対して速効的に作用し、安定した効果を示します。
●開封・調製時の粉立ちがありません。

【使用方法】

 表は横にスクロールしてご覧頂けます。

適用作物 適用病害虫 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
りんご  シンクイムシ類 収穫45日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
りんご  ハマキムシ類 収穫45日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
りんご  クワコナカイガラムシ 収穫45日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
りんご  リンゴワタムシ 収穫45日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
りんご  ケムシ類 収穫45日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
なし  シンクイムシ類 収穫30日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 クロルピリホス:3回以内 散布
なし  ハマキムシ類 収穫30日前まで 3000~4000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 クロルピリホス:3回以内 散布
なし  クワコナカイガラムシ 収穫30日前まで 3000~4000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 クロルピリホス:3回以内 散布
もも  シンクイムシ類 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 クロルピリホス:5回以内 散布
もも  ハマキムシ類 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 クロルピリホス:5回以内 散布
もも  ウメシロカイガラムシ 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 クロルピリホス:5回以内 散布
ネクタリン  シンクイムシ類 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
ネクタリン  ハマキムシ類 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
すもも  シンクイムシ類 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
すもも  ウメシロカイガラムシ 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
みかん (施設栽培) ミカンキイロアザミウマ 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
みかん (露地栽培) ミカンキイロアザミウマ 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
みかん (露地栽培) クワゴマダラヒトリ 収穫30日前まで 2000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
みかん (露地栽培) カイガラムシ類 収穫30日前まで 2000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
かんきつ(みかんを除く)  クワゴマダラヒトリ 収穫60日前まで 2000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
かんきつ(みかんを除く)  カイガラムシ類 収穫60日前まで 2000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
かんきつ(みかんを除く)  ミカンキイロアザミウマ 収穫60日前まで 2000~3000倍 200~700㍑/10a 本剤:1回 クロルピリホス:1回 散布
ブルーベリー  カイガラムシ類 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
かりん  ナシヒメシンクイ 収穫14日前まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布
りんどう  リンドウホソハマキ - 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 クロルピリホス:2回以内 散布

効果・薬害等の注意
●本剤の所定量に水を加え、よくかきまぜてから散布してください。
●蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
●ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
○ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
○受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
○関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
●水源池等に本剤が飛散、流入しないよう十分に注意してください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指示を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
●本剤の解毒剤としては、動物実験で硫酸アトロピン製剤が有効であると報告されています。
●本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
●散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。

魚毒性等
水産動植物(甲殻類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼、海域及び養殖池に本剤が飛散・流入するおそれのある場所では使用しないでください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。