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製品紹介

畑作用土壌処理除草剤だいず、えだまめ、ばれいしょ、などに。
日産ラクサー乳剤

  • 分類:除草剤
  • 性状:黄赤色澄明可乳化油状液体
  • 登録番号:農林水産省登録第 22596号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:アラクロール30.0%/リニュロン12.0%
  • 包装:500㎖, 5ℓ

【特長】

●雑草発生前に使用することで、雑草の発生を抑える畑作用土壌処理除草剤です。
●イネ科雑草に強いアラクロールと、広葉雑草に強いリニュロンを混合しているので、広範囲の一年生雑草に高い効果を示します。
●難防除のツユクサにも800ml/10aの薬量でさらに効果がアップします。(だいず、えだまめの場合)

【使用方法】

 表は横にスクロールしてご覧頂けます。

適用作物 適用雑草 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
だいず  一年生雑草 は種後出芽前(雑草発生前) 400~800mL/10a 100㍑/10a 本剤:1回 アラクロール:1回 リニュロン:2回以内(全面土壌散布は1回以内、雑草茎葉兼土壌散布は1回以内) 全面土壌散布
えだまめ  一年生雑草 は種後出芽前(雑草発生前) 400~800mL/10a 100㍑/10a 本剤:1回 アラクロール:1回 リニュロン:2回以内(全面土壌散布は1回以内、雑草茎葉兼土壌散布は1回以内) 全面土壌散布
いんげんまめ  一年生雑草 は種後出芽前(雑草発生前) 400~600mL/10a 100㍑/10a 本剤:1回 アラクロール:1回 リニュロン:1回 全面土壌散布
飼料用とうもろこし  一年生雑草 は種後出芽前(雑草発生前) 400~600mL/10a 100㍑/10a 本剤:1回 アラクロール:1回 リニュロン:1回 全面土壌散布
ばれいしょ  一年生雑草 植付後萌芽前(雑草発生前) 400~600mL/10a 100㍑/10a 本剤:1回 アラクロール:1回 リニュロン:1回 全面土壌散布

効果・薬害等の注意
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●発芽後の雑草に対しては効果が劣るので、雑草発生前に時期を失しないように散布してください。
●砕土、整地はていねいに行い、種子が露出しないように覆土はできるだけていねいに行い、覆土深を2~3cm以上としてください。
●土壌が極端に乾燥している場合には効果が劣るので、土壌が適度の水分を含んでいるときに使用ください。
●水はけの悪い圃場及び過湿条件では薬害のおそれがあるので使用をさけてください。
●散布後に多量の降雨が予想される場合には薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
●砂土では使用しないでください。
●砂質土の保水力の小さい圃場では使用しないでください。
●いんげんまめに使用する場合、品種によっては薬害を生じるおそれがあるので、金時類(白金時類は除く)、中長うずら類以外の品種では使用しないでください。
●蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
●周辺農作物や有用植物に薬害を生じるおそれがあるので、飛散しないように注意して散布してください。特に風の強い時の散布はさけてください。
●使用後は、タンク、ホース、ノズル内に薬液が残らないよう散布器具は十分に洗浄し、他の用途に使用する場合には薬害の原因にならないよう注意してください。
●本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意してください。
●空容器等は圃場などに放置せず、環境に影響のないよう適切に処理してください。
●本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
● 誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせてください。
本剤を使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
●本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
●散布液調製時及び散布の際は保護眼鏡、防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
●作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
●かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

魚毒性等
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。