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製品紹介

みかん、かんきつの品質向上で収益アップが期待できる。
フィガロン乳剤

  • 分類:植物成長調節剤
  • 性状:黄褐色透明可乳化油状液体
  • 登録番号:農林水産省登録第 14517号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:エチクロゼート20.0%
  • 包装:100㎖

【特長】

●温州みかんへの使用で生理落果を助長します。また、エスレル10との混用散布で、より高い全摘果効果が期待できます。
●かんきつでは、本剤の2回散布により収穫果の糖度を高まり、等級がアップすることが認められています。
  フィガロンの品質向上効果に関するレポートはこちらから。
  www.nissan-agro.net/columnSingle.php
●かき(富有、西村早生、西条、次郎、松本早生富有、太秋、前川次郎)では、2回散布により収穫果の着色が早まります。

【使用方法】

 表は横にスクロールしてご覧頂けます。

適用作物 使用目的 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
温州みかん  全摘果 生理落果最盛期(満開10~20日後) 1000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 摘果したい部分に散布
温州みかん  全摘果 生理落果最盛期(満開10~20日後) 1000~2000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) エスレル10の2000~8000倍希釈液と混合して摘果したい部分に散布
温州みかん  間引摘果 満開20~50日後で生理落果のある時 1000~2000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
温州みかん  熟期促進(間引摘果をかねて使用する場合) 1回目:間引摘果用として使用(満開20~50日後)、 2回目:満開70~80日後 但し、収穫14日前まで 1回目:1000~2000倍、2回目:2000~3000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
温州みかん  熟期促進(熟期促進だけに使用する場合) 1回目:満開50~90日後、 2回目:満開70~110日後 但し、収穫14日前まで 2000~3000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
温州みかん  浮皮軽減 1回目:蛍尻期、2回目:蛍尻期の2週間後 但し、収穫7日前まで 2000~3000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
温州みかん  夏秋梢伸長抑制 新梢萌芽期 但し、収穫14日前まで 1000~2000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1~2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
きんかん  3番果の摘果 3番花の満開4~7日後 1000~2000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
きんかん  4番果の摘果 4番花の満開4~7日後 1000~2000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
きんかん  熟期促進 1回目:満開50日~90日後、2回目:満開70日~110日後 但し、収穫21日前まで 2000~3000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
きんかん  夏秋梢伸長抑制 新梢萌芽期 但し、収穫60日前まで 1000~2000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1~2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
かんきつ (温州みかん、きんかんを除く) 熟期促進 1回目:満開50日~90日後、2回目:満開70日~110日後 但し、収穫21日前まで 2000~3000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
かんきつ (温州みかん、きんかんを除く) 夏秋梢伸長抑制 新梢萌芽期 但し、収穫60日前まで 1000~2000倍 葉先からしたたりはじめる程度(250~500㍑/10a) 本剤:1~2回 エチクロゼートエチル:4回以内(1000倍希釈散布は2回以内) 立木全面散布
かき  着色促進 満開70~80日後及びその15~20日後 5000倍 葉先からしたたりはじめる程度(300~500㍑/10a) 本剤:2回 エチクロゼートエチル:2回以内 立木全面散布

効果・薬害等の注意

<一般的注意>
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤との混用および本剤散布の約10日前から1~2日後までの近接散布はさけてください。また上記以外の薬剤(温州みかんでのエスレル10との混用使用を除く)の場合も、本剤との混用および同日散布はさけてください。
●使用の際は、薬液が葉先からしたたりはじめる程度にむらなく、ていねいに散布してください。
●本剤は散布直後に降雨があった場合でも、再散布はしないでください。
●本剤をかんきつに使用する場合は、7~8年生以上の樹勢の安定した成木に使用し、若木や樹勢の弱い樹、生理障害が認められる園では、効果が不安定であるので使用しないでください。
●本剤はかんきつ及びかき以外の植物に対しても、ごく微量で影響があるので、周辺の植物にはかからないように注意して散布してください。
●使用後の散布器具などは十分に洗浄しておいてくだだい。
●本剤は自動車などに散布液がかかると変色する恐れがあるので、散布液がかからないように注意してください。
●本剤は微量で植物に種々の影響があるので使用に際しては、使用時期、使用量、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
●温州みかん、伊予柑、ネーブル、きんかん以外のかんきつに本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効、薬害を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

<温州みかんの全摘果の目的で使用する場合の注意>
●幼木等で全摘果したい場合は樹全体に、部分的に全摘果したい場合は、摘果したい部分だけに1000倍液を均一に散布してください。
●摘果効果を高めるために気温が高くなることが予想される日に散布することが望ましい。
●本剤の1000~2000倍液と、エスレル10の2000~8000倍液とを混用使用するとより効果的です。ただし、エスレル10の濃度が高い(2000倍)と旧葉の落葉を助長することがあるので注意してください。

<温州みかんの間引摘果の目的で使用する場合の注意>
●温州みかんでは、満開20~50日後で生理落果のある時に散布してください。ただし、本剤による摘果効果は一般的に果径が約20mm以下の時は大きく、また25mm以上の時は小さいので、着果量の多い場合は早めに散布してください。
●間引摘果に使用する場合の希釈倍数は1000~2000倍であるが、摘果効果は樹勢や気象条件等によっても変動するため、本剤だけで十分な摘果効果を期待すると摘果過多になることがあるので、本剤による摘果はやや摘果効果不足程度をねらう方が安全です。したがって通常(平均的着果量の時)2000倍で使用してください。
●間引摘果に使用する場合、散布時あるいは散布後2~3日間高温(30度)が続くと摘果過多になることがあるので、気象条件を見定めてから散布してください。
●着果量は樹によって異なるので散布は葉果比の低い樹に対して重点的に行ってください。また直花果の多い場合は摘果過多になるおそれがあるので、散布時期をやや遅めにするなど十分注意してください。
●本剤による落果が終了した後に仕上げ摘果を行い、品質の均一化、樹勢の維持に努めてください。
●散布は樹冠全体に均一にかかるように行ってください。特に樹冠頂部は薬液がかかりにくく、手直し摘果もしにくいので、むらのないようにていねいに散布してください。
●本剤をきんかんの摘果に使用する場合は、3番果又は4番果のいずれかの摘果とし、使用回数は1回としてください。また、きんかんでは連年施用を続けると樹勢が低下する場合があるので、葉色、葉の大きさ等により樹勢を見極めて使用してください。

<熟期促進(着色促進や糖度の上昇促進を図る)の目的で使用する場合の注意>
●本剤を2回散布することにより、熟期促進の効果が得られるが散布時期や散布濃度などに十分注意してください。特に温州みかんでは間引摘果をかねて使用する場合と熟期促進だけに使用する場合とでは第一回目処理の散布濃度及び散布時期が異なるので注意してください。熟期促進の目的だけに使用する場合の第一回目処理は、散布濃度が高かったり、散布時期が早いと落果を生ずることがあるので着果量が少ない場合や果実の生育が遅れている場合などには、低濃度(3000倍)又は使用時期の範囲内の後期に散布してください。
●適正な着果量の樹に散布してください。温州みかんでは、着果過多の場合は間引摘果をかねて本剤の処理を行うか、手摘み摘果を行って、適正な着果量にしてから本剤の処理を行ってください。また着果量が過少の樹では効果が劣るので使用しないでください。
●散布は樹冠部全体に均一にかかるようにていねいに行ってください。
●熟期促進のために本剤を使用すると、夏芽の発生を抑制するので、夏芽を発生させたい樹には使用しないでください。
●連年使用を続けると、樹勢が低下する場合があるので、葉色、葉の大きさ等により、樹勢を見極めて使用してください。

<夏秋新梢伸長抑制に使用する場合の注意>
●連年施用すると樹勢が低下する場合があるので注意してください。
●温州みかんの夏秋梢伸長抑制に使用する場合は、他の使用目的に使用しないでください。

<かきに使用する場合の注意>
●下記以外の品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬効、薬害を十分確認してから使用してください。
  なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  (効果の確認されている品種)
   富有、西村早生、西条、次郎、松本早生富有、太秋、前川次郎
●本剤は露地栽培以外では使用しないでください。
●本剤の使用に当たっては薬害の恐れがあることから、希釈にあたっては倍率(5000倍)を間違わないよう注意してください。
●極端な老齢樹や樹勢の弱い園では効果の劣ることがあるので、樹勢の安定した園で使用してください。
●低温年や異常乾燥年では、効果の劣ることがあるので注意してください。
●病害虫防除、肥培管理、その他栽培管理の適切に行われた園地で使用してください。

安全使用上の注意
●誤飲などのないよう注意してください。
●原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
●本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
●散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
●作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
●かぶれやすい体質の人は取り扱いに十分注意してください。