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製品紹介

トマト、ミニトマト、なす等の着果促進・果実肥大促進剤。
日産トマトトーン

  • 分類:植物成長調節剤
  • 性状:無色透明液体
  • 登録番号:農林水産省登録第 11762号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:4-CPA 0.15%
  • 包装:20㎖, 50㎖

【特長】

●オーキシン活性により、トマト、なす、メロン等の着果促進の作用を有する植物ホルモン剤です。
●低温時や日照不足の際の着果を安定させるため、促成、半促成栽培における収量確保に役立ちます。
●果実の肥大および熟期を促進する効果があるので、品質の向上と収量増加が期待されます。

【使用方法】

 表は横にスクロールしてご覧頂けます。

適用作物 使用目的 使用時期 使用量又は
希釈倍数
使用回数 使用方法
トマト  着果促進、果実の肥大促進、熟期の促進 開花前3日~開花後3日位(1花房で3~5花位開花した時期) 低温時(20℃以下)50倍 本剤:1花房につき1回 4-CPA:1花房につき1回 散布
トマト  着果促進、果実の肥大促進、熟期の促進 開花前3日~開花後3日位(1花房で3~5花位開花した時期) 高温時(20℃以上)100倍 本剤:1花房につき1回 4-CPA:1花房につき1回 散布
ミニトマト  着果促進、果実の肥大促進、熟期の促進 開花前3日~開花後3日位 低温時(20℃以下)50倍 本剤:1花につき1回 4-CPA:1花につき1回 散布
ミニトマト  着果促進、果実の肥大促進、熟期の促進 開花前3日~開花後3日位 高温時(20℃以上)100倍 本剤:1花につき1回 4-CPA:1花につき1回 散布
なす  着果促進、果実の肥大促進、熟期の促進 開花当日 50倍 本剤:1花房につき1回 4-CPA:1花房につき1回 散布
メロン  着果促進 開花前日~翌日 3~5倍 本剤:花こう部に1回 4-CPA:1花につき1回 塗布
メロン  着果促進 開花前日~翌日 25~100倍 本剤:花に1回 4-CPA:1花につき1回 散布
しろうり  着果促進 開花当日 50倍 本剤:花に1回 4-CPA:1花につき1回 散布
ズッキーニ  着果促進 開花当日 50倍 本剤:花に1回 4-CPA:1花につき1回 散布

効果・薬害等の注意

●必ず適用表に記載の希釈倍数に従って水に溶かして使用してください。同じ花房(花)に重複散布したり、所定濃度以上の濃い液の散布は薬害を生ずるおそれがあるのでさけてください。
●頂芽や幼葉にかかると、その部分が萎縮したようになるので、なるべく花房(花)にのみかかるように噴霧してください。
●メロンの花に噴霧をおこなう場合、子房だけに噴霧する時は、使用時期にかかわらず人工授粉を併用してください。また、低温時(20℃以下)には希釈倍数を低くし、高濃度で使用してください。
●ズッキーニに使用する場合、生育初期の雄花が少ない時期は結実が不安定であり、十分な効果が期待できないので使用しないでください。
●使い残りの希釈液は4週間程度迄の保存はできるが、なるべく早く使用してください。
●効果の有無は、散布後2~3日すると果梗が太くなり幼果のつやが増し、非常に発育が早くなるのでわかります。
●使用に際しては、本剤は植物ホルモン剤であるので、使用時期、使用量、使用方法など誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
●適用作物以外の作物に薬剤がかからないように注意してください。
●他の農薬との混用は行わないでください。
●本剤散布に使用する容器、噴霧器等の用具は使用の前後に良く水洗してください。

安全使用上の注意

●アンプルの首部分を割る時は薬剤が眼などに入らないよう眼や体から離して取り扱ってください。
●本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●使用の際は農薬用マスクなどを着用してください。作業後は洗眼・うがいをしてください。