根こぶ病防除の新提案!
「オラクル」+「おとり植物」同時使用。

根こぶ病の休眠胞子の発芽を促し、その数を減少させる「おとり植物」と、発芽して放出された遊走子を直接殺菌できる「オラクル」。土壌中の菌密度を低減させる作用を持つ両者を同時使用することにより、栽培環境をより整えることができる、根こぶ病防除の新提案です。

「オラクル」+「おとり植物」同時使用のメリット

「オラクル」は休眠胞子の発芽を阻害しないため、
「おとり植物」との同時使用が可能!

両者を同時使用することで、おとり植物単独使用よりも、
効果的に休眠胞子を減らせる!

土中に残っている休眠胞子が減少するため、
発病リスクをより下げられる!

2014年12月の適用拡大で、は種前または定植前に2回土壌混和できるようになり、おとり植物との同時使用がしやすくなりました。

おとり植物とは?

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アブラナ科根こぶ病菌に感染しても発病しない、葉ダイコン、エンバク、ホウレンソウ、ソルガム等のことです。
栽培すると、土中の休眠胞子を発芽させることができます。
発芽した遊走子はおとり植物に感染しますが、新たな休眠胞子が形成されないため、土壌中の菌密度を減らすことができます。

おとり植物の効果

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根こぶ病は、土壌中では休眠胞子の状態で存在。休眠胞子は10年以上生き続けます。

 
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おとり植物が植えられると、休眠胞子が目を覚まし遊走子を放出。おとり植物の根に感染しますが、発病はしません。

 
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結果として菌密度は低下します。残った胞子は休眠胞子の状態で土中に留まります。