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Q&A

トレファノサイドについて

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Q01.トレファノサイドはガス化すると言いますが、ガスは大気中に広がってしまいませんか。効果が薄まってしまいませんか?
散布後、ガス化して拡散しますが、すぐに土壌に吸着します。土壌吸着した後はガス化することはありません。
Q02.なぜイネ科の雑草には効いても麦類には安全なのですか?
一年生雑草の種子は土壌表層の1~2cm位から主に発芽します。麦類は播種後2~3cm以上の覆土をするため、除草剤の処理層の下に位置し、除草剤の影響を受けずに発芽します。覆土が薄かったりすると雑草と同様、発芽ができなくなります。
Q03.雨が降りそうですが、トレファノサイドを散布しても大丈夫ですか。
トレファノサイド散布後すぐの雨は、効果が不十分になったり、薬害の原因になりますので、降雨が予想される時の散布はさけてください。
Q04.トレファノサイド粒剤は、他の剤と比べて比重が軽く風で飛びやすくないですか?上手な散布方法について教えてください。
トレファノサイド粒剤2.5の仮比重は0.65と軽く、散布時に風の影響を受けやすいと言われていますが、風速3m/s以下であれば散布できます。風速5m/s以上では他の細粒剤も均一散布は難しいので、風の影響は他剤と余り差がありません。また、散布時のコツは、風上から風に乗せるように撒粒器で散布すれば均一に散布できます。粒剤2.5は粒数(量)が多いので、他剤に比べ均一に散布しやすいのがメリットです。
Q05.小麦の発芽が悪いので追加で播種したいのですが?
トレファノサイドを処理した圃場へは追播できません。トレファノサイドの処理層ができているので、発芽に影響があります。
Q06.だいず、えだまめで本剤の使用回数は1回ですが、どのような使用方法がありますか?
トリフルラリンを含む農薬の総使用回数は2回以内ですので、例えば出芽前にトレファノサイド乳剤を全面土壌散布し、生育期(雑草発生前)に粒剤を畦間土壌散布することが可能です。
Q07.らっかせいのマルチ栽培で使用できますか?
らっかせいのマルチ栽培での使用はさけてください。
Q08.かんしょの苗の植付方法の注意点と、トレファノサイドの散布時期は?
かんしょの苗は斜めに3cm以上挿してください。薬剤は苗がしおれている活着前に全面散布します。活着後は苗にかかると薬害が出ます。活着後にご使用いただく場合は作物にかからないよう畦間散布してください。
Q09.さといもでは耕起前に散布できますか。
耕起前には使用できません。植付後、萌芽前(雑草発生前)に散布してください。
Q10.さといもに使用する場合、マルチ切開するときは「萌芽後ただちに」となっています。これは薬害が生じるからでしょうか?
萌芽後にマルチ切開をするのは、芽がやけてしまうためです。萌芽が始まったら、すぐにマルチを切開してください。
Q11.やまのいもの生育期の畦間に雑草が生えています。雑草茎葉に散布する除草剤と一緒に散布していいですか?
先に畦間に茎葉処理除草剤を散布します。1~2週間後にトレファノサイドを散布してください。ただし雑草発生前に散布してください。
Q12.こんにゃく植付の時に使用し、その後、2年いも、3年いもの植付後にも使えますか?
2年いも、3年いもの植付後(雑草発生前)にも使えます。掘り上げた時点で1回の作期が終了となります。
Q13.にんじんには浅い覆土しかしませんが、使用しても薬害は出ませんか?
大丈夫です。にんじんは感受性が低いので、種子が処理層の中にあっても薬害は出ません。
Q14.にんじんでうね立て・整地・播種を1日でしました。土壌の表面が乾いてきましたが、散布できますか?
表面が乾いている程度であれば、播種当日あるいは翌日の夕方散布できます。
Q15.ごぼうは覆土を浅くして育てますが、薬害は大丈夫ですか?
ごぼうは覆土を浅くしないと発芽しません。種子は処理層の中にあるので、生育初期の本葉に薬害症状を生じることがありますが、その後の生育には影響はありません。
Q16.しょうがの植付後、いつまでに散布すれば良いですか?
植付直後の散布です。植付当日に散布してください。
Q17.たまねぎでは、植付後全面散布となっています。定植した苗にかかっても大丈夫ですか?
大丈夫です。定植できる大きさに育った苗にかかっても薬害は出ません。定植当日から5日後くらいまで(雑草発生前)に散布してください。
Q18.たまねぎのマルチ栽培に使用できますか?
粒剤は使用できます。うね立て整地後(マルチ前)に全面散布した後、マルチを貼ってください。穴あきマルチの場合はすぐに定植できます。
Q19.たまねぎの苗床の雑草防除に使用したいのですが?
使用できません。播種時や苗床で使用すると強い薬害が出ます。
Q20.らっきょうは総使用回数が2回となっています。いつ散布できますか?
らっきょうでは植付後と春季の中耕除草後・雑草発生前に使用できます。
Q21.ニンニク植付後に1回使用しました。春季の処理ではニンニクにかかる様に散布しても大丈夫ですか。
中耕で雑草除去してから全面土壌散布します。ニンニクにかかるように散布できます。
Q22.はくさいのセル苗を移植しても問題ありませんか?
注意して使ってください。特にセル苗の根の周りに除草剤の付いた土壌が入らないように注意してください。処理土壌が入った場合には生育抑制等の薬害が出ることがあります。
Q23.レタス・非結球レタスの露地栽培ではどのように使用できますか?
定植前、必ず植穴を掘る前に散布してください。植穴の中に薬剤があると薬害が生じます。定植後の散布では畦間散布でレタスにかからないように散布してください。
Q24.レタス・非結球レタスのトンネル栽培での使い方は?
レタス・非結球レタスのトンネル・マルチ栽培では、マルチ前に散布し定植まで5日以上間隔を取ってください。その後トンネルを掛けてください。粒剤のみ使用できます。乳剤は使用できません。
Q25.チェーンポットで育苗したねぎの苗を定植しても問題ありませんか?
定植後ポットの上に土がしっかりかかっているか確認してから散布してください。土がかかっていないと薬剤がポット脇から入って根に接触し生育が抑制されることになります。
Q26.ねぎ・わけぎ・あさつきのマルチやトンネル栽培で使えますか?
ねぎ・わけぎ・あさつきでは、マルチやトンネル栽培に使用できません。
Q27.アスパラガスの切り株後に使用できますか?
収穫打切後であれば使用できます。全面土壌散布してください。切り株にかかっても問題はありません。
Q28.すいか・メロン・かぼちゃのハウスで使用できますか?
すいか・メロン・かぼちゃのハウス栽培では使用できません。黄化、奇形・芯止まり、生育抑制などの薬害が出ます。
Q29.かぼちゃにはトレファノサイドの粒剤しか使えないのですか?
粒剤しか登録がなく、乳剤は使えません。粒剤は、トンネル・マルチ栽培で、定植前(植穴堀前)および生育期(トンネル除去前)に使用方法を守って散布してください。
Q30.きゅうりに使用する場合に注意すべきことはなんですか?
砂土~砂壌土での使用はさけてください。地這栽培では使用しないでください。
Q31.トマト・ミニトマトのハウス栽培で使用できますか?またハウス周りでも使用したいのですが?
トマト・ミニトマトのハウス栽培では使用できません。ハウス周りでも使用はさけるようにしてください。
Q32.なすのトンネルやハウス栽培で使えますか?
つかえません。露地栽培に限ります。