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製品紹介

べと病・疫病に予防効果が長く持続する
日産ゾーベックエンテクタSE

  • 分類:殺菌剤
  • 性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
  • 登録番号:農林水産省登録第 24729号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:アミスルブロム23.1%/オキサチアピプロリン4.6%
  • 包装:100㎖, 167㎖

【特長】

●2種の有効成分の働きにより、予防効果が長く持続します。
●その理由はゾーベックエンテクタSEの3つの特長によるものです。
-耐雨性に優れる
-浸達性(葉表から葉裏への移行)にも優れる
-新展開葉にも効果を発揮する。
●これにより散布した部位はもちろん、散布後生長した部位も「べと病」「疫病」から長くしっかり守り、高品質な作物確保に貢献します。

【使用方法】

 表は横にスクロールしてご覧頂けます。

適用作物 適用病害虫 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
ばれいしょ  疫病 収穫14日前まで 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) オキサチアピプロリン:3回以内 散布
キャベツ  べと病 収穫7日前まで 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:8回以内(苗床での土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、本圃での土壌混和は2回以内、散布は4回以内) オキサチアピプロリン:2回以内 散布
たまねぎ  べと病 収穫7日前まで 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:3回以内 オキサチアピプロリン:2回以内 散布
はくさい  べと病 収穫7日前まで 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) オキサチアピプロリン:2回以内 散布
ブロッコリー  べと病 収穫7日前まで 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) オキサチアピプロリン:2回以内 散布
レタス  べと病 収穫3日前まで 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:3回以内 オキサチアピプロリン:2回以内 散布
非結球レタス  べと病 収穫3日前まで 3000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:3回以内 オキサチアピプロリン:2回以内 散布
きゅうり  べと病 収穫前日まで 4000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:4回以内 オキサチアピプロリン:2回以内 散布
トマト  疫病 収穫前日まで 4000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:4回以内 オキサチアピプロリン:2回以内 散布
ミニトマト  疫病 収穫前日まで 4000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:4回以内 オキサチアピプロリン:2回以内 散布

効果・薬害等の注意 
●使用前によく振って薬液が十分懸濁されていることを確認してから使用してください。
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●石灰硫黄合剤やボルドー液等アルカリ性農薬との混用はさけてください。
●散布液調製後はできるだけ速やかに散布してください。
●使用液量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び使用方法に合わせて調節してください。
●散布にあたっては、風向きなどに注意し、薬液が周辺の作物に飛散してかからないように十分注意してください。
●耐性菌管理の観点から、育苗期間中は本剤を使用しないでください。
●空容器はほ場などに放置せず、3回以上水洗し、環境に影響のないよう適切に処理してください。洗浄水はタンクに入れてください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●誤飲などのないよう注意してください。
●本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
●本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。

その他の情報

<ゾーベック™耐性菌管理方針>
●疫病、べと病に有効な異なる作用性の殺菌剤と組み合わせた体系(ローテーション散布)で使用してください。
●殺菌剤分類(FRACコード)49の有効成分を含む薬剤(本剤を含む)の使用回数は総防除回数の1/3を超えないようにしてください(疫病、べと病の防除が3回以内であれば1回まで)。
●本剤は病気が発生する前に、予防的に散布してください。病気発生後の散布では十分な効果が得られません。また耐性菌の発生を助長する恐れがあります。
●本剤は栽培期間の前半に使用してください。有効成分による作物保護効果が高く発揮されるだけでなく、耐性菌発生のリスクが抑えられます。
●殺菌剤分類(FRACコード)49の有効成分を含む薬剤(本剤を含む)は定植前の苗には使用しないでください。

CortevaAgriscienceはFRACメンバーでその活動を全面的に支持しており、前記のゾーベックエンテクタ耐性菌管理方針は上述した考え方に則って作成されています。