製品名、作物、病害虫や雑草名で検索できます。

製品紹介

抵抗性・難防除害虫&いもち病&紋枯病用 稲育苗箱専用殺虫殺菌剤
アドニスGT箱粒剤

  • 分類:殺虫殺菌剤
  • 性状:淡褐色細粒
  • 登録番号:農林水産省登録第 23687号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:クロラントラニリプロール0.75%/チフルザミド3.0%/トリシクラゾール4.0%
  • 包装:1kg

【特長】

●殺虫成分「クロラントラニリプロール」配合の稲育苗箱専用殺虫殺菌剤です。
●抵抗性のドロオイやチョウ目害虫に強く、しかもその効果は長く続きます。
●いもち病、紋枯病に有効な成分も配合しているので、これら病害も一緒に防除できます。

【使用方法】

 表は横にスクロールしてご覧頂けます。

適用作物 適用病害虫 使用時期 使用量又は
希釈倍数
使用回数 使用方法
稲(箱育苗)  いもち病 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗)  紋枯病 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗)  イネミズゾウムシ 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗)  イネドロオイムシ 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗)  ツマグロヨコバイ 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗)  コブノメイガ 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗)  ニカメイチュウ 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。
稲(箱育苗)  フタオビコヤガ 移植3日前~当日 育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5㍑)1箱当り50g 本剤:1回 クロラントラニリプロール:1回 チフルザミド:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 育苗箱の上から均一に散布する。

効果・薬害等の注意
●育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機にかけて移植してください。
●葉の黄化、葉先枯れ等薬害を生じることもあるので、散布ムラがないよう均一に散布してください。
●軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
●稲苗の葉が濡れていると薬害を生じやすいので散布直前の灌水はしないでください。
●移植後低温が続き苗の活着遅延が予想される場合は使用をさけてください。また、移植後極端な高温(30℃以上)が続くと予想される場合も使用をさけてください。
●本田の整地が不均整な場合は薬害が生じやすいので、代かきはていねいに行ない、移植後田面が露出しないように注意してください。移植後直ちに入水し、水深2~3cm程度に保ち、極端な浅水や深水は薬害の原因となるのでさけてください。
●深植では薬害を生じやすいので深植にならないように注意してください。
●育苗箱の土壌が乾燥していて、苗を田植機に乗せる際、薬剤落下のおそれがある場合は散布後灌水してください。
●本田が砂質土壌の水田や、漏水田、未熟堆肥多用田の場合は使用をさけてください。
●本剤の使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

魚毒性等
水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。