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製品紹介

幅広い病害スペクトラムを有する総合防除剤。
オキシンドー水和剤80

  • 分類:殺菌剤
  • 性状:黄緑色水和性粉末45 μm以下
  • 登録番号:農林水産省登録第 15664号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:有機銅80.0%
  • 包装:500g, 835g

【特長】

●果樹を中心に幅広い病害スペクトラムを有する総合防除剤です。
●病原菌の胞子発芽を強く阻害し、予防的な散布が効果的です。
●耐性菌出現の報告はなく、安定した防除効果を示します。

【使用方法】

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適用作物 適用病害虫 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
みかん  黒点病 収穫30日前まで 800~1000倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
西洋芝(ベントグラス)  コケ類 コケ類発生期 80~120倍 0.2~0.3㍑/㎡ 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
みかん  黄斑病 収穫30日前まで 800~1000倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
みかん  そうか病 収穫30日前まで 800倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
みかん  炭疽病(さび果) 収穫30日前まで 800倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
かんきつ(みかんを除く)  黒点病 収穫30日前まで 800~1000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
かんきつ(みかんを除く)  黄斑病 収穫30日前まで 800~1000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
かんきつ(みかんを除く)  そうか病 収穫30日前まで 800倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
かんきつ(みかんを除く)  炭疽病(さび果) 収穫30日前まで 800倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
かんきつ(みかんを除く)  幹腐病 収穫30日前まで 800倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
りんご  黒星病 収穫14日前まで 1200~1600倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
りんご  黒点病 収穫14日前まで 1200~1600倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
りんご  斑点落葉病 収穫14日前まで 1200~1600倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
りんご  輪紋病 収穫14日前まで 1200倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
りんご  すす点病 収穫14日前まで 1200倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
りんご  すす斑病 収穫14日前まで 1200倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
りんご  褐斑病 収穫14日前まで 1200倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
りんご  炭疽病 収穫14日前まで 1200倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:7回以内(塗布は3回以内、散布は4回以内) 散布
マルメロ  黒点病 収穫14日前まで 1200~2000倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:4回以内 散布
かりん  黒点病 収穫14日前まで 1200~2000倍 200~700㍑/10a 本剤:4回以内 有機銅:4回以内 散布
なし  黒斑病 収穫3日前まで 1200~2000倍 200~700㍑/10a 本剤:9回以内 有機銅:12回以内(塗布は3回以内、散布は9回以内) 散布
なし  黒星病 収穫3日前まで 1200~2000倍 200~700㍑/10a 本剤:9回以内 有機銅:12回以内(塗布は3回以内、散布は9回以内) 散布
なし  輪紋病 収穫3日前まで 1200~1600倍 200~700㍑/10a 本剤:9回以内 有機銅:12回以内(塗布は3回以内、散布は9回以内) 散布
かき  炭疽病 収穫14日前まで 1000~1400倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:8回以内(塗布は3回以内、散布は5回以内) 散布
かき  落葉病 収穫14日前まで 1000~1400倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:8回以内(塗布は3回以内、散布は5回以内) 散布
かき  うどんこ病 収穫14日前まで 1000~1400倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:8回以内(塗布は3回以内、散布は5回以内) 散布
もも  縮葉病 発芽前~開花直前まで 但し、収穫60日前まで 1000倍 200~700㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:8回以内(塗布は3回以内、散布は5回以内) 散布
おうとう  褐色せん孔病 収穫終了後~落葉期まで 1200倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:6回以内(塗布は3回以内、散布は3回以内) 散布
はくさい  軟腐病 収穫30日前まで 800~1200倍 100~300㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
はくさい  べと病 収穫30日前まで 800倍 100~300㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
レタス  腐敗病 収穫21日前まで 1200倍 100~300㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
キャベツ  黒腐病 収穫14日前まで 1000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
キャベツ  軟腐病 収穫14日前まで 1000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
こんにゃく  腐敗病 収穫30日前まで 1000倍 100~300㍑/10a 本剤:8回以内 有機銅:8回以内 散布
いちご  炭疽病 育苗期 1000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 有機銅:3回以内 散布
麦類(小麦を除く)  紅色雪腐病 根雪前 400倍 100~200㍑/10a 本剤:2回以内 有機銅:2回以内 散布
麦類(小麦を除く)  雪腐小粒菌核病 根雪前 400倍 100~200㍑/10a 本剤:2回以内 有機銅:2回以内 散布
小麦  紅色雪腐病 根雪前 400倍 100~200㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内(種子への処理は1回以内) 散布
小麦  雪腐小粒菌核病 根雪前 400倍 100~200㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内(種子への処理は1回以内) 散布
小麦  眼紋病 収穫60日前まで 400倍 60~150㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内(種子への処理は1回以内) 散布
シクラメン  炭疽病 発病初期 1000倍 100~300㍑/10a 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布
芝  雪腐病 根雪前 250~500倍 1~2㍑/㎡ 本剤:3回以内 有機銅:5回以内 散布
芝  雪腐病 根雪前 40~80倍 0.2㍑/㎡ 本剤:3回以内 有機銅:5回以内 散布
西洋芝(ベントグラス)  かさ枯病 発病前~発病初期 200倍 0.5㍑/㎡ 本剤:5回以内 有機銅:5回以内 散布

効果・薬害等の注意
●石灰硫黄合剤、ジネブ剤、水和硫黄剤等との混用は薬害のおそれがあるのでさけてください。
●本剤は病害多発時の使用では効果が劣る場合があるので発生の少ない時期又は発生初期から1 ~ 2 週間おきに予防的に散布してください。
●落葉果樹に使用する場合、病害の感染初期から7~ 15 日おきに散布してください。
●りんごに使用する場合、サビ果の発生を多くする場合があるので、落花直後から落花20日後頃まで使用をさけてください。また、樹勢の弱い場合には連用散布すると生理落葉を助長する事例もあるので、連用はさけることが望ましいです。特にゴールデン及びゴールデンからの育成品種には注意してください。
●ももに使用する場合は、発芽後の若葉には薬害を生じるおそれがあるので、展葉後の散布はさけてください。
●芝の雪腐病防除には根雪前に1㎡ 当たり所定濃度の希釈液1~2を10 ~ 14 日間隔で 2~3回散布してください。なお、1回散布の場合にはなるべく根雪近くに行ってください。
●芝のコケ類防除には薬量として1㎡当たり25. を芝生育期のコケ類発生期に10~14日間隔で2~3回散布してください。
●ベントグラスに使用する場合、夏期高温時に連続散布すると薬害を生ずるおそれがあるので所定量を厳守してください。
●麦類の紅色雪腐病、雪腐小粒菌核病に使用する場合はなるべく根雪近くの晴天の日を選んで10 アール当たり100 ~ 200を散布してください。
●シクラメンに使用する場合、葉と花に汚れを生ずるおそれがあるので、必ず展着剤を加用して散布してください。
●はくさいに使用する場合、幼苗期、高温期には薬害を生じるおそれがあるので、過度の連用をさけてください。
●はくさいの軟腐病等の細菌性病害防除に使用する場合、発病後の散布では効果が劣るので発病前~発病初期から予防的に散布してください。
●本剤は自動車などの塗装面に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意してください。
●適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●誤飲、誤食などのないよう注意してください。
●本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼してください。
●公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。空袋は圃場などに放置せず適切に処理してください。

魚毒性等
水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。養殖池周辺での使用はさけてください。水産動植物(甲殻類、藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。