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製品紹介

長期の予防と感染直後の治病。べと病・疫病用殺菌剤。
ダイナモ顆粒水和剤

  • 分類:殺菌剤
  • 性状:淡褐色水和性細粒
  • 登録番号:農林水産省登録第 22637号
  • 人畜毒性:普通物
  • 有効成分:アミスルブロム17.0%/シモキサニル30.0%
  • 包装:250g, 1kg

【特長】

●長期の「予防効果」と感染直後の「治病効果」を兼ね備えた薬剤です。
●有効成分は病原菌の遊走子に作用、感染後でも遊走子の形成を阻害し、2次感染を阻止することができるので、病気の蔓延を抑えることができます。
●ばれいしょでは塊茎腐敗にも効果が期待できます。
●さといもの疫病にも使用いただけるようになりました。無人航空機による散布も可能です。

*病害の適切な防除にお役立ていただけるよう、ミニ病害図鑑を公開しています。 主要な病害ごとに病徴、伝染方法、農薬も含めた防除方法、どのような条件で発生しやすいか(気温・湿度)をまとめました。
ミニ病害図鑑はこちらからご覧ください。

【使用方法】

 表は横にスクロールしてご覧頂けます。

適用作物 適用病害虫 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
ぶどう  べと病 収穫21日前まで 3000~5000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 シモキサニル:3回以内 散布
きゅうり  べと病 収穫前日まで 2000~5000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内 シモキサニル:3回以内 散布
トマト  疫病 収穫前日まで 2000~5000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内 シモキサニル:3回以内 散布
ミニトマト  疫病 収穫前日まで 2000~5000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内 シモキサニル:3回以内 散布
ねぎ  べと病 収穫3日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 シモキサニル:4回以内 散布
たまねぎ  べと病 収穫3日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 シモキサニル:3回以内 散布
たまねぎ  白色疫病 収穫3日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 シモキサニル:3回以内 散布
バジル  べと病 収穫3日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:2回以内 シモキサニル:2回以内 散布
だいず  べと病 収穫7日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内(種子への処理は1回以内、散布は3回以内) シモキサニル:3回以内 散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 2000~3000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) シモキサニル:4回以内 散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 500倍 25㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) シモキサニル:4回以内 散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 20倍 1.6~2.5㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) シモキサニル:4回以内 無人航空機による散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 40倍 2.5~5㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) シモキサニル:4回以内 無人航空機による散布
さといも  疫病 収穫21日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 シモキサニル:3回以内 散布
さといも  疫病 収穫21日前まで 20倍 1.6㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 シモキサニル:3回以内 無人航空機による散布
さといも  疫病 収穫21日前まで 40倍 3.2㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 シモキサニル:3回以内 無人航空機による散布

効果・薬害等の注意
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●石灰硫黄合剤やボルドー液等アルカリ性農薬との混用は避けてください。
●散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
●散布液調製後はできるだけ速やかに散布してください。
●本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
1)散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
2)散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
3)散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
●ぶどうで使用する場合、無袋栽培は果実肥大中期(だいず大)以降、有袋栽培は果実肥大中期(だいず大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
●ねぎ及びたまねぎのべと病に使用する場合は、出来るだけ発病前又は発病初期に散布してください。
●ばれいしょに対して希釈倍数500倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●誤飲、誤食などのないよう注意してください。
●誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
●本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
●本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに、洗眼してください。

魚毒性等
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。